RユーザのためのRStudio[実践]入門 を読みました
RユーザのためのRStudio[実践]入門−tidyverseによるモダンな分析フローの世界−
- 作者: 松村優哉,湯谷啓明,紀ノ定保礼,前田和寛
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2018/06/29
- メディア: 大型本
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"宇宙本"と呼ばれる本ですね(^^)
200ページ程ですが、tidyverse
パッケージ周りが非常コンパクトかつ、よくまとめられており、最近のR事情を把握したい人にとってはとてもおすすめできる本です。
RStudioの設定から、tidyデータの概念、dplyr
をデータの前処理、gglot2
を用いたデータの可視化、Rmd
を用いたレポーティング等、自分で一通りデータ分析ができる知識が身につくと思います。
主に使うのはHadley神が開発しているパッケージ群tidyverse
ですね。
特にdplyr
を使ったデータの前処理や、ggplot2
のエステティックマッピングの機能の説明はかなり役に立ちました。
kaggleのkernelや、R関係の記事を読むと、tidyverse
パッケージ群が普通に使われていますし、必須の知識なようです。何より便利です。
私はR言語を1年くらい全く使っていない期間があり、dplyr
や%>%
(パイプ演算子)っておいしいの?状態で、最近のR界隈からは取り残されていたのですが、これでひとまずついて行けそうです。
一つ注意点としては、"入門"とタイトルにありますが、R言語を全く触ったことがない人がこの本から入ると難しく感じるかもしれません。 ただしR言語を勉強する上では避けて通れぬ道、入門書のお供、kaggleのkernelのお供に一冊あってもいいのではないかと…
正直なところ、もっと早くtidyverse
を知っておけばよかったと同時に、もうR言語以外使いたくないと思ったのはナイショです。