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コミックの新刊を買う感覚でデータサイエンスの本を買ってしまうため、感想と共に成仏して行きます

RユーザのためのRStudio[実践]入門 を読みました

RユーザのためのRStudio[実践]入門−tidyverseによるモダンな分析フローの世界−

RユーザのためのRStudio[実践]入門−tidyverseによるモダンな分析フローの世界−

"宇宙本"と呼ばれる本ですね(^^)

200ページ程ですが、tidyverseパッケージ周りが非常コンパクトかつ、よくまとめられており、最近のR事情を把握したい人にとってはとてもおすすめできる本です。

RStudioの設定から、tidyデータの概念、dplyrをデータの前処理、gglot2を用いたデータの可視化、Rmdを用いたレポーティング等、自分で一通りデータ分析ができる知識が身につくと思います。

主に使うのはHadley神が開発しているパッケージ群tidyverseですね。

www.tidyverse.org

特にdplyrを使ったデータの前処理や、ggplot2エステティックマッピングの機能の説明はかなり役に立ちました。

kaggleのkernelや、R関係の記事を読むと、tidyverseパッケージ群が普通に使われていますし、必須の知識なようです。何より便利です。

私はR言語を1年くらい全く使っていない期間があり、dplyr%>%(パイプ演算子)っておいしいの?状態で、最近のR界隈からは取り残されていたのですが、これでひとまずついて行けそうです。

一つ注意点としては、"入門"とタイトルにありますが、R言語を全く触ったことがない人がこの本から入ると難しく感じるかもしれません。 ただしR言語を勉強する上では避けて通れぬ道、入門書のお供、kaggleのkernelのお供に一冊あってもいいのではないかと…

正直なところ、もっと早くtidyverseを知っておけばよかったと同時に、もうR言語以外使いたくないと思ったのはナイショです。